腹腔鏡下手術が持て囃される理由

近年婦人科では、メスで切らない、切っても部分的に切るだけで傷痕が目立たない腹腔鏡下手術が持て囃されています。
往年は「内臓を悪くしたら、名医の元で開腹手術をして治す」という考え方がまかり通っていました。
ところが、この開腹手術が曲者です。
「お腹をメスで切って内臓を見て血を見る」わけですから、手術後、プロの名医でもトラウマになってしまう可能性があります。
さらに、開腹手術は、手術成功後も傷口から黴菌が入ってきたり転移したり再発する恐れもありますし、リスクが非常に高いです。
このため、医療の現場でも、切らずに薬で散らす方が一般的になってきました。
事故に遭って、助けるには大掛かりな手術を行うしか他に術がなかった。
といっても、開腹手術まで行うという事態は緊急事態です。
傷口を縫う、輸血を行うことも、大怪我や大病をした人しか経験しなくてよい緊急事態です。
手術をするくらいなら、健やかに健康でいた方が本人も周囲も楽です。
本当の恐怖を知っている医師ほど、リスクのある開腹手術をしたがりません。
「病気をせず健康なままでいる」方がはるかに楽です。
開腹手術を行うのは他にもう術がなかった人がすること。
病院は基本的に病気を治すため、既往症の進行を止めるために行くものですから、婦人科に腹腔鏡下手術をするつもりで出かけても、切る必要なく別の方法で治療することができると医師に言われたら指示に素直に従いましょう。
安全第一です。