腹腔鏡下手術ってどういう物だろう

従来お腹の手術をする場合はメスを利用して切開していましたが、現在では腹腔鏡下手術を選ぶ人も増えています。
腹腔鏡とは内視鏡の一種の事で、実際に腹腔の中に入れて利用する為、腹腔鏡と言われています。
ちなみに、内視鏡は入れる部位によっても呼び方が変わり、膝関節の場合は関節鏡、肺の手術の時は胸腔鏡と言われます。
腹腔鏡下手術と従来の手術の大きな違いが、切開する範囲です。
通常、開腹手術を行う場合、病気を目で確認する必要があるので、その病変のサイズに合わせて切開します。
そして病気の部分を取り除いた後は切開下部分を縫合して手術は終了となります。
腹腔鏡下手術の場合は、お腹を1㎝程度切開し、底に腹腔鏡のカメラを挿入してお腹の中を確認します。
検査の場合は基本的に1か所を少し切開するだけで行い、手術の場合は下腹部に1か所から3か所小さな穴を開けてそこから電気メス、レーザー、鉗子などを挿入します。
大きな腫瘍を取り出す場合でも1㎝程度お腹を切開するだけで対応する事が出来ます。
通常の手術を違って、お腹に出来る傷が小さくて済むので、術後の痛みが少ないと言うのが大きな特徴です。
また痛みだけでなく傷による体への負担も軽減されるため、全身状態の回復も早く、早期退院、さらには早期に社会復帰しやすくなると言うメリットも有ります。